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2023.05.12

消防設備点検を断るとどうなるの?

消防設備点検を断るとどうなる
 消防設備点検は、建物維持のために、また、消防法上必要不可欠なことです。
 ただ、賃貸住宅や集合住宅では、この消防設備点検は入居者さんの義務であり協力が必要です。
 では、消防設備点検を断るとどうなるのでしょうか

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消防設備点検とは?

 消防設備は、建物全体の安全、生命の安全のために、いつ火災が発生しても正常に作動しなければなりません。そのために、消防法で消防用設備を定期的に点検するよう義務付けられています。
 消防設備点検の頻度としては、建物によって違いますが、年に2回か、3年に1回行われます。

消防設備点検

消防設備点検を断るとどうなるの?

 消防設備点検を行う際には、日時が指定されます。
 入居者さんにとっては、どうしても予定が合わなかったりと様々な理由で、消防設備点検を指定日時に断ることがあります。
 日程がどうしても合わない、部屋が汚くてとても人には見せられない、すっかり忘れていた、などなど。

 では、消防設備点検を断るとどうなるのでしょうか
 結論から言いますと、入居者さんの義務であって、罰則等はありません

 ただし、賃貸借契約書によっては、入居者不在時には、管理会社や大家さんが立会いのもと、合鍵を使って部屋内に入れるという内容が記載されていることもあるようなので、賃貸借契約書をよく確認しておいて下さい。


消防設備点検を断るとどうなる

消防設備点検は協力してほしい

 大家さんの立場からすれば、入居者さんには消防設備点検は是非とも協力してほしいものです。
 消防設備は建物全体の安全、生命の安全のために取り付けてあるものです。いざ失火したときにこの消防設備が正常に作動しなければ、被害が大きくなる可能性があります。これをご理解していただき、できるだけ点検には協力してほしいものです。
 もし、どうしても指定日時と都合が合わなければ、次回の消防設備点検には是非とも協力していただければと思います。
消防設備点検の協力お願いします

消防設備点検を拒み続ければ痛い目にあうことも

 なかには、消防設備点検を断り続けていたり、連絡が取れずに点検ができずにいたりする方もいらっしゃいます。

 消防設備点検を拒み続ければ、当然ながら設備は古くなり、設備が正常に作動しなくなることもあります。
 設備が正常に作動しないような状況で、もし万が一失火により火災が発生したら、消防設備が作動せずに、他の住戸に被害が拡大するようなこともあります。
 こうした場合は、損害賠償保険の対象にならないこともある上、直接損害賠償金の請求をされることになります。

失火による被害拡大

部屋が汚くて見られるのが恥ずかしい方へ

 入居者さんの中には、部屋が散らかっていて、汚くて他人に部屋を見られるのが嫌だ、恥ずかしいという方もいらっしゃるかと思います。
 気持ちがよくわかります。私もかなり汚いほうなので・・・。

 実は、恥ずかしがることは全くありません。
 こうした点検等で部屋内に入る業者の人たちは、相当数の部屋の中に入って、様々な部屋の様子を見てきています。多少散らかっていようが、汚なかろうが、様々な部屋を見てきているせいか、何も思わず作業を行います。
 なので、消防設備点検は是非ご協力をお願いします。


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汚い部屋でも大丈夫

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